コーヒーの知識

キューリグのスタバカプセルはまずい?種類やコストコ価格を徹底調査

木製のキッチンカウンターに置かれたキューリグ風のコーヒーメーカーと、抽出されたマグカップのコーヒー、横に並ぶスターバックスカラーのK-Cupカプセル

自宅で手軽に美味しいコーヒーが飲みたいと思ったとき、キューリグのマシンで使えるスタバのカプセルが気になりますよね。種類も豊富でおすすめのフレーバーが多いですが、一方でネットでの評判を見ると味が薄いとかまずいといった意見もあり不安になるかもしれません。

また、毎日飲むならコストコでの価格や賞味期限、さらにはネスプレッソとの互換性などについても詳しく知っておきたいところです。

この記事では、そんな疑問を解決するために情報をまとめました。

この記事のポイント

  • キューリグで飲めるスターバックスカプセルの全種類と味の特徴
  • 味が薄いと感じたときの対策と美味しい入れ方のコツ
  • コストコや通販サイトを活用した最安値での購入方法
  • ネスプレッソなど他社マシンとの違いや選び方

 

自宅で楽しむキューリグのカプセルとスタバの魅力

お家で過ごす時間が増えると、やっぱり美味しいコーヒーが飲みたくなりますよね。特にスターバックスの味が自宅のキューリグで再現できたら最高です。ここでは、実際に飲んでみて感じた味の感想や、他社製品との違い、そして豊富なラインナップについて、私の体験を交えながら詳しくご紹介していきますね。

キューリグはまずい?味が薄い原因と対策

ドリップコーヒーがマグカップに注がれているクローズアップ、透き通った茶色の液体と立ち昇る湯気

インターネットで検索していると、時々「キューリグ スタバ まずい」とか「味が薄い」といった口コミを見かけることがあります。これ、実はマシンの不具合やカプセルの品質というよりも、「抽出量とカップのサイズ」のミスマッチが原因であることがほとんどなんです。

アメリカ生まれのキューリグは、比較的たっぷりのマグカップでコーヒーを飲む文化に合わせて作られています。一方で、私たち日本人がイメージする「喫茶店のドリップコーヒー」は、少し濃いめのものが多いですよね。

ココがポイント

K-Cup(カプセル)の推奨湯量は、一般的に約140ml〜230ml(8oz)程度です。日本の大きなマグカップになみなみと注ごうとして、最大抽出設定(300mlなど)にしてしまうと、どうしてもお湯っぽく薄味になってしまいます。

もし「薄いな」と感じたら、まずは抽出量を一番少ない設定にしてみてください。それだけで、ガツンとしたコーヒーのコクが戻ってきますよ。

また、使い始めの時に感じる「プラスチック臭」も、味がまずいと感じる要因の一つかもしれません。

メモ

プラスチック臭への対策

新品のマシンは内部の部品の匂いが残りやすいです。カプセルをセットせずに、お湯だけを抽出する「湯通し」を最初の数回行うことで、この匂いはかなり軽減されます。これは不良品ではないので安心してくださいね。

ネスプレッソとの互換性や違いを徹底比較

カプセル式コーヒーといえば「ネスプレッソ」も有名ですよね。「スタバのカプセルがあるなら、どっちを選んでも同じじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は抽出の仕組みが全く違います。

簡単に言うと、ネスプレッソは「エスプレッソ」キューリグは「ドリップコーヒー」です。

比較項目 キューリグ (Keurig) ネスプレッソ (Nespresso)
抽出方法 ドリップ(ペーパーフィルター) 高圧ポンプ抽出
出来上がり レギュラーコーヒー (約120ml〜) エスプレッソ (約40ml〜)
得意な味 すっきり、香り高い 濃厚、クレマ(泡)がある
スタバの再現 「本日のコーヒー」に近い 「スターバックスラテ」に近い

もしあなたが、「ミルクたっぷりのカフェラテをお店のように作りたい」ならネスプレッソの方が向いているかもしれません。でも、「マグカップ片手にブラックコーヒーをゴクゴク飲みたい」という派なら、断然キューリグの方が満足度は高いかなと思います。

ちなみに、カプセルの形が全く違うので互換性はありません。間違って買わないように注意してくださいね。

人気の種類とロースト別の特徴を解説

木製のテーブルに並べられた3つのコーヒー豆の山、左から浅煎り(ブロンド)、中煎り(ミディアム)、深煎り(ダーク)の色の違い

キューリグ用のスターバックスカプセル(K-Cup)は、お店と同じように焙煎度合い(ロースト)で選べるのが楽しいところです。私のおすすめをロースト別に整理してみました。

ブロンドロースト(浅煎り)

ヴェランダ ブレンド (Veranda Blend)などがこれにあたります。苦味がほとんどなくて、ナッツのような優しい香りが特徴です。朝一番に飲むなら、このくらい軽やかなのがちょうどいいですね。

ミディアムロースト(中煎り)

パイクプレイス ロースト (Pike Place Roast)ハウス ブレンド (House Blend)が定番です。酸味とコクのバランスが絶妙で、「あ、これこれ!スタバの味だ」と安心できる味わいです。毎日飲んでも飽きない安定感があります。

ダークロースト(深煎り)

カフェ ベロナ (Caffè Verona)スマトラ (Sumatra)など。しっかりとした苦味とコクがあり、チョコレートやスイーツと一緒に楽しむのに最高です。カフェオレにしたい時も、このダークローストを選ぶとミルクに負けないコーヒー感が楽しめます。

迷ったらコレ!おすすめのフレーバー

種類が多すぎて迷ってしまったら、まずは「パイクプレイス ロースト」から試してみるのがおすすめです。スターバックス発祥の地の名前がついているだけあって、最もバランスが良く、誰が飲んでも美味しいと感じやすい設計になっています。

もし、もう少し個性が欲しいなと思ったら、個人的には「スマトラ」推しです。大地のような香りとどっしりとしたコクは、仕事中の気分転換にぴったりなんですよ。酸味が苦手な方にも強くおすすめできます。

デカフェや季節限定のカプセルも紹介

夜寝る前にもコーヒーを楽しみたい方には、「デカフェ ハウスブレンド」があります。スタバのデカフェは、薬品を使わずにカフェインを除去しているので、風味が損なわれていないのが凄いところ。「これ本当にデカフェ?」と疑うくらい美味しいです。

また、日本ではちょっとレアですが、通販や並行輸入で見かける「パンプキン スパイス」「キャラメル」などのフレーバーコーヒーも面白いですね。特に秋限定のパンプキン スパイスは、ミルクを入れるだけでお店のシーズナルラテのような気分が味わえます。香りが甘いので、ダイエット中で甘いものを控えている時のご褒美にも良いかもしれません。

キューリグのカプセルでスタバをお得に飲む方法

毎日飲むとなると、やっぱり気になるのがランニングコストですよね。一杯あたりの価格を抑えて、賢くスタバ体験を続けるための購入テクニックや、注意すべき点について深掘りしていきましょう。

コストコでの購入は本当にお得なのか

スーパーマーケットでスターバックスK-Cupの12個入り箱を手に持つ様子(左)と、コストコの倉庫店で72個入りの大箱をカートに山積みにして購入する様子(右)を比較した画像。通常店舗での少量購入とコストコでの大量まとめ買いの対比を示している。

「スタバのK-Cupといえばコストコ」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、コストコでの購入はめちゃくちゃお得です。

コストコでは、72個入りなどの大容量パックが販売されていて、タイミングにもよりますが一杯あたり70円〜100円程度で買えることもあります。コンビニコーヒーの半額以下でスタバが飲める計算ですから、コスパは最強クラスですね。

ただ、会員でないと買えなかったり、店舗によっては在庫切れだったりすることもあるのが難点。そんな時は、次に紹介する通販サイトの活用がカギになります。

通販の価格比較と最安値で買うコツ

実は、楽天市場やYahoo!ショッピング、AmazonなどのECサイトでも、コストコ商品を再販しているショップがたくさんあります。

購入ルート 1杯あたりの目安 特徴
専門店 (正規品) 約130円〜150円 12個入など少量から買える。品質管理が安心。
コストコ再販 (EC) 約80円〜110円 72個入などの大容量。実店舗よりは高いが安い。
並行輸入品 約120円〜160円 日本未発売のフレーバーが手に入る。配送に時間がかかる場合も。

最安値を狙うなら、楽天の「お買い物マラソン」やYahoo!の「5のつく日」などのイベント時に、72個入り以上の大容量パックをまとめ買いするのが鉄則です。ポイント還元を含めると、実質価格をかなり下げることができますよ。

 

激安品の賞味期限と品質のリスク

通販で安く買うときに、一つだけ絶対に気をつけてほしいことがあります。それが「賞味期限」です。

ココに注意

「激安」として売られている商品の中には、賞味期限が残り1ヶ月を切っているものが混ざっていることがあります。特にコストコ再販品や並行輸入品の場合、在庫管理の状況によっては期限ギリギリのものが届くケースも。

72個入りを買って賞味期限が1ヶ月しかないと、1日2杯以上飲まないと消費しきれませんよね。購入する前には、商品ページのレビューや注意書きで「賞味期限」に関する記述を必ずチェックするようにしましょう。

濃く抽出する入れ方とマシンの設定

せっかくのカプセル、できるだけ美味しく飲みたいですよね。先ほど「湯量を減らす」という話をしましたが、最近のマシンにはもっと便利な機能がついていることがあります。

それが「ストロングモード(Strong Button)」です。

このボタンを押すと、お湯を注ぐスピードがゆっくりになり、じっくりと時間をかけて抽出してくれます。これによって、同じカプセルでもより濃厚でコクのある味わいに変化するんです。もしお使いのマシンにこの機能がついていたら、ぜひスタバのカプセルで試してみてください。お店のドリップコーヒーの濃さにぐっと近づきますよ。

スタバ体験を高める推奨マシンモデル

これからキューリグのマシンを買う、あるいは買い替えを検討しているなら、「マルチストリームテクノロジー(MultiStream Technology)」を搭載したモデルがおすすめです。

従来のマシンはカプセルに1本の針を刺してお湯を注いでいましたが、最新の技術では5本の針でお湯を分散させて注ぎます。これにより、カプセルの中のコーヒー粉全体にお湯が行き渡り、香りや風味を余すことなく引き出せるようになりました。

特にスタバのような深煎りの豆は油分も多いので、この新技術との相性が抜群に良いんです。「おうちスタバ」のクオリティを上げたいなら、マシン選びにも少しこだわってみると良いかもしれませんね。

マシンを買うならまずはお試しでサブスクから始めてみるのもいいです!

カプセル式コーヒー&ティーマシン【KEURIG】(キューリグ)

キューリグのカプセルで最高のスタバ体験を

キューリグで楽しむスターバックスのカプセルは、手軽さと美味しさを両立させた、現代のコーヒーライフにおける最適解の一つだと思います。もちろん、お店で飲む雰囲気やエスプレッソマシンの濃厚さとは少し違いますが、「朝の忙しい時間にボタン一つでスタバの味を楽しめる」という価値は計り知れません。

まずはアソートセットで好みの味を見つけて、気に入ったらコストコ系の大容量パックで賢くストックする。そんなスタイルで、あなたもぜひ自宅でのコーヒータイムを充実させてみてください。きっと、毎日の生活にちょっとした潤いが生まれるはずですよ。

免責事項

※本記事で紹介している価格や在庫状況は執筆時点のものです。また、味の感じ方には個人差があります。正確な情報は各販売サイトや公式サイトをご確認ください。

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