コーヒーの知識

ローソンコーヒー豆の買い方ガイド!値段や頼み方を徹底解説

ローソンの店舗カウンターに置かれたマチカフェのコーヒー豆(250g袋)とテイクアウト用の紙コップ。

ローソンのマチカフェコーヒーって、コクがあって美味しいですよね。ふと「この豆、家でも飲みたい」と思って店内を探しても、棚に商品が見当たらなくて困ったことはありませんか。実は私、初めて買おうとしたときに何度も店内をグルグル回ってしまった経験があります。

レジで頼むのが正解なのか、それとも単に売り切れなのか、そもそも値段や種類はどうなっているのか、いろいろと気になりますよね。特に、家にミルがない方にとっては粉の状態で売っているのかや、お店で挽いてくれるのかどうかも知っておきたい重要なポイントかなと思います。

この記事では、そんなローソンのコーヒー豆に関する買い方や味わいについての疑問を、私の実体験を交えながら解決していきます。

ポイント

  • ローソンのコーヒー豆が売り場にない理由と正しい注文方法
  • 250グラムで900円という驚きのコストパフォーマンスの詳細
  • 豆のままでの販売のみで粉砕サービスはないという注意点
  • 深煎りの特徴を活かした美味しい淹れ方と他社との違い

ローソンコーヒー豆の買い方完全ガイド!どこで買える?

ここでは、実際にローソンでコーヒー豆を購入するまでの具体的な流れを解説していきます。普通の商品のように棚に並んでいないことが多いので、初めての方は少し戸惑ってしまうかもしれません。でも、仕組みさえ分かってしまえばとても簡単ですので、安心してくださいね。

マチカフェ豆の売り場はレジ裏!頼み方と確認方法

ローソンのレジカウンターで店員にマチカフェのコーヒー豆を注文する女性客の様子。

結論から言うと、ローソンのコーヒー豆は基本的に「レジカウンターの中(バックヤードや店員さんの手元)」に保管されています。パンやおにぎりが並んでいる棚や、カップコーヒーのコーナーを探しても見つからないのはそのためなんですね。

購入するためには、レジに行って店員さんに直接声をかける必要があります。これが「買い方がわからない」と検索される最大の理由かなと思います。

店員さんへの頼み方

レジでシンプルにこう伝えればOKです。 「マチカフェのホットコーヒー用の豆をください」

多くの店舗ではレジの後ろや下の棚にストックされているので、店員さんがそこから出してきてくれます。「裏メニュー」を頼んでいるみたいで、ちょっとワクワクしますよね。

ローソンコーヒー豆の値段は?驚異のコスパを計算

ローソンコーヒー豆のコスパを示す、豆袋、電卓、小銭、そして「1杯約43円」と書かれたメモ。

次に気になるのがお値段ですが、これが実はものすごくお得なんです。現在販売されている「マチカフェ ホットコーヒー用豆」は、250g入りで900円(税込)です。

「900円ってちょっと高い?」と感じるかもしれませんが、お店で飲むコーヒーと比べてどれくらい節約になるのか計算してみました。1杯に約12gの豆を使うと仮定して比較してみましょう。

購入形態 価格(税込) 1杯あたりのコスト
店頭のホットコーヒー(S) 160円 160円
コーヒー豆購入(自宅で抽出) 900円(250g) 約43円

なんと、自宅で淹れるだけで1杯あたり約100円以上も節約できる計算になります。毎日1杯飲む方なら、月に3,500円近く浮くことになるので、このコストパフォーマンスはかなり魅力的ですよね。

注意点

※抽出に使用する豆の量や、水道代・ガス代などは含んでいない単純計算です。あくまで目安として参考にしてくださいね。

マチカフェ豆の種類はホット用のみ!粉は販売している?

現在ローソンで一般的に購入できるコーヒー豆は、基本的に「マチカフェ ホットコーヒー用豆」の1種類のみとなっているようです。

そしてここで一番重要なのが、「豆(ホールビーン)」の状態でのみ販売されているという点です。パッケージを開けると、焙煎された茶色い豆がそのまま入っています。

粉(パウダー)はありません

スーパーなどで売っている「粉」の状態の商品は、残念ながらローソンにはありません。そのため、自宅にコーヒーミル(グラインダー)がないと飲むことができないので注意が必要です。

店頭での粉砕サービス(挽いてくれるか)の有無

「うちはミルがないから、お店のマシンで挽いてくれないかな?」と思う方もいるかもしれません。私も最初はそう思いました。

しかし残念ながら、ローソンの店頭で豆を挽いてくれるサービスは行っていません。店内のマシンは抽出専用に設定されているため、豆だけを挽いて持ち帰ることはできない仕組みになっているようです。

ですので、ローソンの豆を楽しむためには、自分でミルを用意する必要があります。「ちょっと面倒だな」と感じるかもしれませんが、挽きたての香りは格別ですよ。

全店舗ではない?取り扱い店舗の見分け方と事前確認

とても魅力的なローソンのコーヒー豆ですが、実はすべての店舗で取り扱っているわけではありません。

店舗の規模やオーナーさんの方針によって在庫状況が異なるため、せっかく行ったのに「置いてません」と言われてしまうこともあります。特に、マチカフェを導入していない店舗では購入できません。

確実に手に入れるために

無駄足を防ぐためにも、事前に近くの店舗へ電話で在庫確認をするのが一番確実です。「コーヒー豆の販売はしていますか?」と聞けばすぐに教えてくれます。

ローソンコーヒー豆の買い方を知って最大限に楽しむ方法

無事に豆を手に入れたら、次はいかに美味しく飲むかですよね。ローソンの豆には他にはない特徴があるので、それを知っておくと自宅でのコーヒータイムがもっと楽しくなりますよ。

マチカフェ豆はアラビカ100%!その味の特徴と深煎り度

深煎りで油分が浮き出たコーヒー豆と、コクのある味を連想させるチョコレート。

マチカフェの豆は、品質の高い「アラビカ種」を100%使用しています。缶コーヒーなどに使われるロブスタ種が入っていないので、雑味が少なくてスッキリしているのが特徴です。

焙煎度合い(ロースト)は、かなりしっかりとした「深煎り(ダークロースト)」です。見た目も黒々としていて、表面にうっすらと油分が浮いていることもあります。

味の傾向としては、酸味がほとんどなく、チョコレートのようなコクと苦味が強い大人の味わいです。「酸っぱいコーヒーは苦手」という方にはドンピシャな味かなと思います。

お店の味を再現する!最適な抽出温度と挽き目(粒度)

この深煎りの豆を美味しく淹れるには、ちょっとしたコツがあります。

1. お湯の温度は少し低めに

熱湯(90℃以上)で淹れると、苦味や焦げ感が強く出すぎてしまうことがあります。おすすめは83℃〜88℃くらいの少し落ち着かせたお湯です。これで淹れると、苦味の角が取れてまろやかな甘みが引き立ちます。

2. 挽き目は「中挽き」〜「中粗挽き」

細かく挽きすぎると濃くなりすぎてしまうので、少し粗めのグラニュー糖くらいを目指すと良いでしょう。ペーパードリップで淹れると、すっきりとしたマチカフェらしい味わいが再現しやすいですよ。

自宅でのグラインダー(ミル)が必須!おすすめの選び方

前述の通り、ローソンの豆を買うならミルが必須アイテムです。「まだ持っていない」という方は、この機会に導入してみるのも良いかもしれません。

最初は手動の安いミル(2,000円〜3,000円程度)でも十分楽しめますが、毎日飲むなら電動ミルが圧倒的に楽です。ローソンの豆で節約できたお金を、ミルの購入資金に充てるのも賢い投資ですよね。

アイスコーヒーに最適!夏場のローソンコーヒー豆の活用

個人的にすごくおすすめしたいのが、この豆で作るアイスコーヒーです。

ローソンの豆は深煎りで苦味がしっかりしているため、氷で急冷しても味が薄まらず、キリッとした美味しいアイスコーヒーになります。グラスに氷をたっぷり入れて、濃いめに抽出したコーヒーを直接注ぐ「急冷式」でぜひ試してみてください。夏場はこれが冷蔵庫にあるだけで幸せな気分になれます。

セブン・ファミマとの比較!ローソン豆の独自価値

最後に、他のコンビニとの違いを少し整理してみましょう。

コンビニ 購入方法 特徴
セブン-イレブン 棚から取ってレジへ 買いやすい。種類が豊富で粉もある。
ローソン レジで店員に注文 お店の味(業務用)そのもの。豆のみ。
ファミリーマート 一部店舗で販売 モカブレンドなど産地にこだわり。

セブン-イレブンなどは棚に並んでいて手軽に買えますが、ローソンはあえて「お店で出している業務用スペックの豆をそのまま分ける」というスタイルをとっているように感じます。ここに「マチカフェのあの味が好き!」というファンに対するこだわりが見えますよね。

ローソンコーヒー豆の買い方をマスターして家カフェを充実させよう

ローソンのコーヒー豆は、棚に並んでいないため最初は買い方に戸惑うかもしれませんが、「レジで注文する」というハードルさえ超えれば、非常にコスパが高く高品質な豆を手に入れることができます。

最後にポイントを振り返ってみましょう。

  • 売り場はレジ裏。店員さんに「コーヒー豆ください」と声をかけよう。
  • 250gで900円(税込)。1杯約43円でお店の味が楽しめる。
  • 「豆」のみの販売なので、自宅にミルが必要。
  • 酸味が少なくコク深い深煎り豆は、カフェオレやアイスコーヒーにも最適。

いつものコンビニで買える「隠れた名品」を生活に取り入れて、ぜひお得で美味しいおうちコーヒー時間を楽しんでみてくださいね。

※記事内の価格や情報は執筆時点のものです。正確な情報はローソン公式サイトや店頭でご確認ください。

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